古民家再生プロジェクト

群馬県の山間部にある神流町で

築150年の古民家再生プロジェクトの記録

三和土は施主様と共同作業で行いました。 我々が土、消石灰、にがりを混ぜて練ってそれを玄関土間に敷き込み、施主様といっしょに叩いて締め固めました。
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三和土の土間を造る

三和土の材料である粘土は、藤岡市に沢山あるので藤岡市の土を使いました。

三和土を施工することになったのは、施主の宮前様から、「夏場ジメジメ+蒸し暑い、冬場は極寒!」と解決策をご希望されていた事から、昔ながらの三和土の土間を作ったら良いのではと話が進みました。三和土は調湿効果や蓄熱効果があるので夏場の湿気や冬場の寒さ対策にもなるのです。

私達も初めての三和土だったので正直なところ上手くいくかどうかは分からなかったのですが、古来からの工法を念入りに調べて、また施主様や左官屋さん皆さんのご協力のおかげもあり上手く仕上がりました。

三和土(たたき)の土間

かつて日本の家屋にあった土間、赤土や砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗って叩き固める。3種類の材料を混ぜ合わせることから「三和土」と呼ぶ。

神流町の宮前さんちリフォーム工事

古民家再生の工事を記録したものです。この動画は所有者である宮前様が、築150年になる古民家に新たな生命を吹き込むことを決意したところから始まります。建築家、職人、ご所有者が一致団結して新たな価値が生まれました。

今回はお施主様のご許可をいただき、動画の紹介をさせていただきました。

この動画を広くご覧いただくことで、古民家再生の魅力と伝統建築や文化の素晴らしさが伝われば幸いです。(動画は80日以上に渡る建築再生工程が紹介されています。ぜひチャンネル登録いただき豊富なコンテンツをご覧になってください!)

 

番外編

○施主様のDIYによる珪藻土塗り

施主様が自分で塗るのに塗りやすいのが珪藻土だったのと、藤岡の鬼石に漆喰や珪藻土を扱っている製造場所があったため珪藻土は調湿効果もあるため環境的にも適していたため珪藻土を塗ることになりました。
壁は下地処理から仕上げまで全て施主様が塗りました。

○リメイク家具

元々は下駄箱だった家具をリメイクしてチェストにしました。
下駄箱を半分に切ってなるべく原型は残したままモザイクタイルを貼ったり補強したりしました。
元々祖父母が使っていた。鎌などを掛けたりもしていたらしくその鎌を掛けた痕跡があったのでそういったものは残したままリメイクしました。